住み始めて後悔しない
世界基準の家 とは
[HEAT20 G3]
|G3グレード 家づくりとは・・・
弊社のHPをご覧になられる方は、住宅の性能の関心がある方がほとんどです。
私は、4・5年前にハウスデオーガニックの研修で、埼玉のパッシブハウスを視察し、
日本の住宅性能の低さに唖然としました。
その理由は パッシブハウスは、冬なのに室内が無暖房ということ。
外気温は -3℃なのに、室温 22℃で、ダウンジャケットからTシャツに。
冬なのに居心地がよく 身軽で 肩こりの心配もいりません。
こんな家を、「造りたい」。 背筋に電気が走りました。
どうすれば 熊本で造る事が出来るのか、そこからが 試行錯誤の連続でした。
順番として、金額UPを考慮して…
1. 第3種換気システムから 全熱交換第1種換気システムに変更
2. レンジフードを同時給排に変更
3. 樹脂複層ガラスサッシを樹脂トリプルガラスサッシに変更
4. 玄関ドアを木製もしくは高断熱ドアに変更
残るは、金額UPでできなかった。。。ここには時間がかかりました。
5. 付加断熱+塗り壁
6. 屋根断熱と基礎断熱の性能強化
やっと、
世界基準の家
HEAT20 G3グレード UA値 0.26以下の 完成です。
このG3グレードは、真冬に室内の体感温度が15℃を下まわらない断熱性能。
15℃では まだまだ 寒いですよね。
ここで、問題です。
G3の性能で 15℃以上に保つ方法は ?
答えは、昼間の太陽光による 室内への蓄熱です。
G3の断熱性能を生かして、蓄熱しないと 15℃以上には なりません。
その蓄熱をするには、
南側の大きな窓が重要です。
冬は、カーテンを開ける事で、日射取得が可能になります。
どんなに 断熱性能を上げても カーテンを開けていなければ太陽光は当然入りません。
さらに、今度は プライバシーを守りつつ 南側のカーテン開けれるプランが出来るかが 腕の見せ所。
どうすれば 出来るのでしょう・・?
答えは 次のテーマ〈真冬に無暖房で、Tシャツで 〉にてお答えします!
~G3グレードの 夏の経過報告です。 モデルハウスにて~
8月8日にOPENして 一番驚いたのが 1階の床温度と吹き抜けの天井温度が、
全く同じであった事。(サーモカメラによる)
エアコンは 全館空調16畳用1台で、設定温度を 25℃で廻していました。
という事は 冬も 床と天井の温度が 変わりません。
夏の、 日射遮蔽が如何に大事か が検証されました。
南側の電動ブラインドで、80%遮蔽する事ができ、
冷房費も1か月で4,800円と超エコ(常時24時間運転)です。
弊社の計算ソフト、貯金ナビでの計算とほぼ同じで
冬の暖房費は 3,800円程度の予想をしています。
G3グレード 恐るべしでした。
|真冬に無暖房で、Tシャツで 過ごしたいと思いませんか
G3グレードで、真冬に無暖房。
室温が 22℃で一定しているような、
Tシャツでのんびりリラックスできる家に 住みたくないですか。
ほとんどの方が、住みたいと答えるでしょう。
それを可能にするのが、前章で述べた南側窓の配置及び大きさです。
敷地の周囲環境で、南側の日射取得が異なります。
かっこよく、さらに、プライバシーを考慮し
カーテンを開けて 外出できる
配置プランニングが 求められます。(防犯も大事です)
その役割を、弊社は 建築家とコラボして、なるだけ無駄をそぎ落とし、
50年以上もお洒落で格好いい、不変のプランを目指しています。
敷地調査を 周辺建物の窓の配置まで考慮し、
閉ざすところと開くところを明確に 説明できる。
建築家の力は すごいと思います。
現在、モデルでは、木塀を最大限に活用して リビングのプライバシー保護と建物のデザイン性を向上しています。
冬の無暖房での室温が、どの程度で推移していくか。
この冬のモデルでの検証が楽しみです。
|いい家は 安い トータルコストで考えましょう。
ほとんどの方が、家を建てるときに
コストの掛け方が分らず 少しでも金額を抑えようとします。
断熱コストや床・サッシをメーカーのなすがままに、誘導され契約、そして新築に入居。
子供は喜び 幸せな生活の始まりです。そこまでは・・・。
住み始めてから、
アパートよりも寒い どうして・・?
光熱費は、我慢しても高くなる。ゴキブリやムカデも侵入する。。。
家への不満の始まりです。
工務店への些細な事へのクレームも
どうして最初に説明してくれなかったのか・・など
ではまず、
いい家は安い
下に欧米と日本の住宅寿命の考えかたや減価償却資産を見てください。


※ブリテッシュコロンビア大学 資料
弊社は、製材所が実家。
木材は50年以上の月日をかけて成長し、構造材として使用しています。
日本の35年~40年のタイミングで解体や大型リフォームをし、
木材が焼却される事が、1番の無駄であり 環境にも反しています。
最初から、最低でも70年スパンで住宅ローンを考えると、
返済方法も変化すると思いませんか。
G3グレードの仕様では、ZEH仕様より 200から300万円高くなると思いますが、
実は、50年間の冷暖房費だけでも 300万円以上は違ってきます。
さらに、外壁のメンテナンスやエアコンが1台のことを考慮すると
例えばエアコンを5台を取り替えるとでは、
当然、メンテナンスコストも違ってきます。
特に 冷暖房費は、月々支払います。
住宅ローンに上乗せすれば
70才以上になった時、生活レベルで我慢しなくても良いですよね。
つまり・・・
最初から 住み心地の良い家を、建てた方が 将来お得です。
G3グレードのいろんなメリット。
■ムッする暑さ・足元が冷える寒さ・窓の結露 からの脱却
■身体に負担のかからない 健康生活
■押入れを最小限にできる (坪数減)
■1番良いのは、快適性 住み心地
■住宅の耐久性 欧米並が 可能
■OPENスペースの空間 間取り
■省エネ 冷暖房費の削減できる
■外壁のメンテナンスを削減できる
■全館空調だとエアコン1台でOK
など・・・
やはり デメリットもあります。
■やはり建築コストが、上がる
■夏場の太陽光による、蓄熱で 夜に室温が上がる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
G3グレードの 冬の室内環境を 是非モデルハウスで体感して下さい。