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暮らしの知恵だけでは
夏の不快さは取り除けない

暮らしの知恵だけでは<br>夏の不快さは取り除けない

社員ブログ

※通風は一定の外気温までは有効だが30℃を超えるとむしろ室温を上げる

※衣類の工夫や「ひんやりグッズ」も一定の効果があるが対症療法的

※夏の不快さを根本的に解決するには高断熱化と日射遮蔽しかない

 

夏はからだに熱がこもり、汗ばみます。

暑さを感じたときに簡単にできる対策が

窓を開けて風を通すこと。

風が体にあたると汗の蒸発を促し

気化熱を奪うので涼しさを感じられます。

 

このようび通風は

一定の外気温までは有効です。ただし、外気温が30℃を超えると

暑い空気を取り込むことで

むしろ室温を上げてしまいます。

通風による対策には限界があります。

 

通風と同様に手軽なのが衣類の工夫。

上下スーツと半袖シャツにショートパンツでは

快適な室温が2℃も違います。

締め付けない服を着ると、からだの周りを空気が抜けやすく

熱を逃がしてくれるためです。

このほか「ひんやりグッズ」の利用や水風呂なども一般的な暑さ対策です。

 

これらの工夫は一定の効果がありますが対症療法です。

根本的に夏の不快さを取り除くには、

室内の環境を変えるしかありません。

それには断熱性能を高め

日射遮蔽により日射の影響を最小限に抑えた上で

衣類などを工夫すると

確実な効果が得られ

暮らしの楽しみにも繋がります。

 

雑誌「だん」 引用