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太陽と風に素直な家②
社員ブログ
一軒家なのに夏も冬も
6畳エアコンで快適
今回紹介する富山県黒部市に建つ
「前沢パッシブハウス」です。
北陸は日射が少ない地域なので
これまでパッシブデザインには向かないと言われてきました。
南の窓から冬の日射など入らないと思いこんでしまった
工務店の方もいるほどです。
しかし窓から熱が逃げるのか、はたまた入ってくるのかは
選んだ窓の性能次第。
今回は国産の樹脂窓の中でも一番性能が高いものを
採用した結果、南の窓から冬の日射エネルギーを
取り込めるようになりました。
パッシブハウスでは、42坪の家を6畳用エアコン1台で
冷暖房しています。
環境大国のドイツで一番厳しい住宅の省エネパッシブハウスの認定を受けました。
高性能な窓が
暮らしかたに変化をもたらす
窓の性能が高いことが絶対条件ですが
大きな窓を南側に配置すると省エネになるばかりではなく
視野が外の空間へと広がり、自然や季節感を
楽しむことができます。
温熱性能を高めると、ライフスタイルが変わっていくのが
分かるので、それを見越したデザインを
心がけるようにしています。
たとえば、真冬でも窓辺で雪景色を楽しみながら
快適に本を読んだりできるようになるのです。
あたらしい家づくりの教科書 森みわ氏 引用