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窓のパワーアップで健康・快適な暮らしを実現
熱の流出・流入は窓・壁・床・天井と
隙間換気からが主ですが
日本の家は窓の性能が決定的に不足しており
暖房すると窓から一番多くの熱が屋外に流出します。
また、窓の隙間からは外気が容赦なく浸入し
冷たい窓表面で冷やされたコールドドラフトとともに
住む人の足元を冷やします。
寒さにガマンは禁物
必ず解決すべき課題に
従来の住まいでは
「冬は寒いもの」「寒さはガマンするもの」
というのが当たり前でしたが最近の調査研究では
寒さは健康に大きな悪影響を与えることが明らかになってきました。
特に部屋間の大きな温度差により
引き起こされる血圧の急変動は「ヒートショック」と呼ばれ
特に暖かいリビングからトイレや脱衣所に移動した際の
悪影響は広く知られるようになりました。
寒さはガマンしてはいけない
「必ず解決すべき課題」
として家中くまなく暖かく保つことが求められる時代になったのです。
9割の住宅が断熱不足
窓のパワーアップは必須
日本で断熱基準が初めて設けられたのは1980年。
温暖地でペアガラスが必須の断熱等級4がようやく設定されたのは1999年。
それも強制ではなく任意の基準でした。
つまり新築住宅の着工数が多かった時期に
温暖地であれば断熱性能が極端に低い「単板ガラス」で
十分とされていたことになります。
現状の住宅ストックのうち
断熱が不足しており、特に窓の性能が不足していることになります。
健康・快適な室内環境を実現するために
「隙間風を防ぎ室内全体の温度を高く保つ」こと、
暖冷房にかかる燃料費を減らすために
「暖房に必要な熱を減らすこと」。
この二つの目標を達成するためには
住宅最大の弱点である窓のパワーアップが絶対に必要なのです。
雑誌「だん」より引用