2020年03月25日(水)
平成の家の体感
前回は、昭和の家の体感を、述べさせて頂き、私が小さい頃から7年前まで住んでいた。昭和の家、窓はアルミサッシのシングルガラス、当然床・壁・天井 断熱無し 本当に寒く 夏は 2階がむんむんとしていました。
誠也の部屋へ ようこそ
今回は、平成の家の体感レポートを、投稿します。
昭和に比べて断熱性の基準が強化された、2016年改正の住宅省エネルギー基準で造られています。
住宅断熱性能 UA値 0.85 C値 4.5
での体感です。
外気温は同じく 0℃の設定なのだが 昭和の部屋と比べて空気がまろやかに感じました。
床面積の温度は、18℃、 窓際の床温度は、 13.8℃と室内の床温度が縮まっていました。
但し 壁の給気口に手をかざすと、当然冷たさを感じる。考えてみれば、換気のために冷たい 0℃の空気が流れ込んできているのだから当然だろう。
2003年、 住宅の気密性が高まり 24時間換気が義務づけられて設置されたたものだが、えねるぎーの観点からでは、もったいないと感じる。
弊社も、4年前の注文住宅でも、第3種セントラル換気システムを、導入していた為、 お客様から 冬の給気口からの冷気は、隙間風と同じくらい、寒さを感じるとの、感想も頂きました。
又、扉を隔てた非暖房室やトイレにいると、やはり寒さを感じ、実際の部屋間の温度差は9.4℃もありました。
注意して頂きたいのが、 冬に第3種換気の給気口から冷気を、感じない事は
今回の体感室での気密が、C値 4.5以上だと考えられます。
部屋のどこそこから 給気の流入があり、内部結露やカビが発生する恐れも十分考えられます。
部屋の換気が、現在流行しているコロナウイルスに対しても、十分検討する事が重要視されます。
気密性が無ければ、計画換気が、出来ません。
住宅を造ってしまってからでは、後悔しかありませんよ。
是非、弊社のセミナーに参加して頂き、換気・断熱・気密の重要性を理解した上で、家づくりを始めませんか !
3月は28日(土)・29日(日) 14:00から行います。
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