2020年02月15日(土)
暖かい家は 寿命を延ばす パート 1
週刊文春 の 「暖かい家は、寿命を延ばす」の雑誌を頂きました。
暖かい家では、寒い家に比べて健康寿命が4歳延びる ・・たとえば一度上昇で脳が2歳若くなったり、活動量がアップして筋肉量を維持しやすかったり、要介護度の悪化も防ぐ。反対に寒い家では高齢者ほど血圧が上昇し、高血圧症や動脈硬化を発生しやすく、夜間頻尿リスクが高まる。さらに睡眠まで乱れてしまいます
誠也の部屋へ ようこそ
今回は、週刊文春の健康になる住宅づくりを参照に、皆さんに伝えていきたいと思います。「室温と健康の」の関係で、暖かい季節に対して寒い季節(12月~3月)の月平均死亡者がどれほど増えるのかを都道府県別に示した図が下部にあります。北海道では冬の死亡増加率が低く、一方で、比較的暖かい 栃木県は夏よりも冬の死亡者が、25%増となり、熊本県も20%を超えています。
約2割も 冬の時期の死亡者が増えるのが、日本の現状だと思います。
英国では、家の寒さと死亡率の関係を調査し、「住宅の健康・安全性評価システム」として公表しています。
健康を守る最低室温は「18℃以上」が勧告されています。
寒さに関する法規制がないのは、先進国で日本ぐらいです。
国内の平均57才の住居約2000戸を、冬季に調査すると、居間で6割 寝室・脱衣所で9割もが、18℃に達していない生活をされています。
日本人は、本当に 我慢して、厚着して 生活していることが 現状です。
居間の室温が 1℃高くなると 脳神経が2歳若くなるし 5℃で何と10歳若くなるとの事。
家の寒さは、体にとっても脳にとっても大きなストレスになると思います。
パート2では、家のどこから熱は 逃げるのか、日本の家の断熱性の低さ、家全体が暖かくなる恩恵について述べさせて頂きます。
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