2019年12月16日(月)
誠也の部屋 付加断熱工法について
付加断熱とは、外壁の室内側に断熱を入れ、外壁側のも断熱材を入れる又は、貼る事です。
外壁側のみに、断熱材を貼る工法を、外断熱。
室内のみに断熱材を入れる事を、充填断熱と表現しています。
その両方のメリットを生かす付加断熱では、どうしてもコスト面でデメリットが懸念されていました。
外壁側に、付加断熱を行うと、充填断熱比べなにが断熱工法として良いのでしょう。
以前から、サーモカメラで室内を見ると、明らかに、部屋の入隅・出隅の温度が低い事が分っていました。
柱や梁・桁の木材は、断熱材ではありません。
その部分を、私たちは、熱橋(ヒートブリッジ)と呼び、その熱橋をどうしたら無くせるかが課題でした。
やっと、将来の光熱費や室内環境の違いを、理解して頂き、コストの150万前後を付加断熱仕様に賛同して頂いた、現在のお客様に感謝しております。
当然、壁の断熱だけでは、不十分で、屋根断熱を200ミリから300ミリへ、床の断熱材も高性能な断熱材を厚くし、壁の仕上げも漆喰調の塗り壁仕様でのコストUP費150万円前後となっています。
コストUP費を、どれくらいで取り戻せるかを、次回報告させて頂きます。
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